死んだ魚の目をしたワーママが、MacBookを買ってみた話

激務、育児疲れ、HSP・・・不器用で自分を好きになれない私が、ちょっとでも自分を好きになるための日記。

生きることに疲れたワーママがMacBookを買った理由②

こんにちは。もいもに です。

仕事復帰後に自分の存在意義を見失ってしまった私が、MacBookを買うに至った経緯のについて、続きをお話しします。

前回までのあらすじは、

生きることに疲れたワーママがMacBookを買った理由①

を読んでもらえればと思います。

先輩のとある一言が、私の息の根を止めた

仕事では、ある大きなプロジェクトが動こうとしていた。

社内の精鋭スタッフが集まり、そんな人たちと仕事ができるのはとても刺激的だし、ちょっとだけワクワクしていた。ちょっとだけ。

先方との打ち合わせを終え、社内メンバーだけでラップアップしているときに、次回の作戦会議の日時を決めることになったんだけど、全員が集まれる時間が夜しかなく、子供を迎えに行かなければならない私には参加は難しかった。もともとその日は旦那がお迎えに行く予定の日だったのだが、どうしても外せないアポが入ってしまい交代したのだった。

咄嗟に、

「私も、旦那にアポが終わったら帰ってきてもらって、そこでバトンタッチすれば会社戻ってこれるので、参加できるかもしれないです!」

って喋ってた。旦那にはなんの裏も取れなてないけど。でも、出たかったのだ。

 

そこで言われたある先輩からの一言が、私を地に落とした。

 

「いらねーよ、お前は。」

 

乱気流の中をなんとか低空飛行で飛んでた もいもに号も、ついに墜落。

 

私はいらない人間

お前はいらない。

そんなことを言われてまで頑張る気力なんてもうない。もう頑張れない。

というか、私の頑張りは無駄だったのかもしれない。頑張り方が下手だったのかもしれない。とにかくもう、消えてしまいたかった。

 

事実、私がいてもいなくても成立するような会議だったし、先輩の言っていることは正しい。ただ、みんなが見ている前でそんな言い方しなくてもいいのに。

涙がこぼれそうになるのを堪えながら

「わかりました、それではお任せします。」

と答えるのが精一杯だった。

そしてそれ以降も、そのメンバーとの打ち合わせに私が参加することはなかった。

あの場で聞いてたメンバーみんなが「私はいらねーやつ」と思っている気がして、怖かった。

 

その先輩に悪気がないことぐらいわかってた。確かに言い方はちょっとアレだけど、以前に私が会社に行けなくなってしまい一ヶ月半の休職を余儀なくされた時から一緒に働いてる人で、復職後も私が深夜残業していたり働きすぎていると真っ先にブレーキをかけてくれる人だった。

でも、自分の存在意義を完全に見失って自己嫌悪に陥っていた私にとって、その一言は私の息の根を止めるに十分過ぎる一撃だった。「その会議にはお前はいなくてもよい」という意図であろう一言が、その時の私にとっては「お前は必要のない存在だ」と自分の存在もろとも全否定されたように感じたのだ。

(※ちなみにその先輩には全く悪気がなかったので、立ち直った今では普通に接しています)

 

地に堕ちていった自己肯定感

私はもともと自己肯定感の高い人間ではなかった。今もはやトレンドになりつつある「自己肯定感」については別の機会に改めて話そうと思うけど、その「お前いらねーよ事件」(私の中では勝手にそう呼んでいる)から、いよいよ私の自己肯定感は粉々に砕け散ったのだった。

その時から、取り憑かれたように「自己肯定感」「自分 価値がない」「取り柄がない」「得意なことがない」「自信がない」みたいなワードばっかり検索しまくったり、どん底の時は「ワーママ うつ」「生きてるだけで疲れる」「何も楽しくない」とか自分の脳を支配しているワードもとにかくググったり、YouTubeで関連動画を見たり・・・とにかく、なんか、必死だった。多分独身だったらそのままもう堕ちるとこまで堕ちてたかもしれないけど、それすらできなかった。

 

だって私、母親だから。

立ち止まってなんていられないし、守りたいものがあるし、どん底でメンタル崩壊したときも、子供の存在がなんとか私を正気に戻してくれたから。

多分、また心療内科に行ったら会社を休んでくださいって言われるのは明白だったんだけど、今回に関しては休むわけには行かなかった。いや、会社は休めても育児は休めないのだ。しんどくても、どうにかして自力で這い上がり、立ち直れるんだったら、それに越したことはないと思った。

自分自身の棚卸しをして、糸口を探す

私は過去に体調を崩し一ヶ月半(その時の診断名は「抑うつ状態、入眠障害」)会社を休んでしまった経験もあることから、もしかすると自分の物事の受け止め方だったり性格にも問題があるのかもしれない、という自覚はやんわりとあった。

それをヒントに、「なぜそんなに自分は自己肯定感が低いのか」「どうして自分をそんなに無価値だと思うのか」「そもそも私って何がしたかったんだっけ?」みたいな感じで自分の中でいろいろと棚卸しをしてみようということを漠然と思い立ったのだ。

 

そこで実際にどんなことをしてみたか、どのような気づきがあったのか、そしてどうしてそれがMacBookを買うことにつながったのか、それはまた次回お話します。

 

みなさんそろそろこう思ってますよね。

・・・MacBook買うまでくだりが長ぇよ!!!!!

 

それではみなさん、また次回お会いしましょう◎

ばいばい!